脱・サザエさん症候群

死にたくなるような日曜日の夜に希望の光を。「きみもできる」!

【番外編】はるおの五城目生活。その5

旅立ちました。

こんにちは、はるおです。


けさ、シェアビレッジ旅立ってきました。

泣くかも。って思っていたけど、泣きませんでした。

大好きなお隣さん、ケンゾーケイコ夫婦にご挨拶して、ケイコさんにメイクして写真撮ってきました。笑

可愛いすぎる。。。涙


シェアビレッジラストナイト

そしてきのうの夜はね、お客さんと、五城目のいつものみなさんと、もつ鍋\(^o^)/


お客さんもいたんだけど、はるおラストナイトだね〜って乾杯させてくださって。




で、鍋食べてたらね

「はるおの門出だから!めでたいから!」

と言って、あんねんさんが

鯛持ってきた…笑


めでタイじゃん!ね!って言っていた。笑



(けど、たぶんこれ1人でさばくの嫌だったんだきっと!!!!!!!!笑)


しかもなぜか
「はるおがさばけるかと思って」
って。


さばけないわ!!!!!!!!笑



なかなかさばけなくてね。
ふざけて「お客様の中に鯛さばける方いませんか〜?」

って聞いてみたら



いた。爆笑


鯛は美味しいお刺身とアクアパッツァとあら汁になり、頭からしっぽまで美味しくいただきました。。笑


ありがタイ。



五城目の皆さん好きになり過ぎて

鍋も食べ、熱い議論も繰り広げ(きのうは本当にすごかった)、みんなの帰り際


なんだか


すごーく
すごーーーーーーーーーく
さみしくて。



さみしさを自覚して改めて

私、知らない間にこの人たちが本当に好きになってたんだな。

って、思いました。



大好き松浦家。

ちー姫が可愛すぎてどうしようもないです。




優しくてあったかくてクレイジーで最高なお兄さんお姉さんたち。


あんねんさん、プレゼントくれた。

その日いきなり今日寂しいので夜遊びにきて下さい!って言ったら来てくれたり。笑

またある日は、いきなり温泉連れてって下さい!って言ったら本当に連れてってくれたり。笑


さんざん図々しいことしまくったのに、なんでこんなに優しいんだ。。涙



家守さんと語り合っていて

で、それでもなんだか名残惜しくて、やることも色々残っていたので

謎なテンションのまま半田さんと5時まで事務作業していました(笑)


寝ろよ。。笑



で。

シェアビレッジのことについて話していて思ったこと。




もしかしたら今はもうなかった、シェアビレッジ。


この立派な茅葺き屋根の、このおうち。



なぜこんな風に「みんなの村」にして、シェアビレッジと呼ぶようになったかというとね。



この家本当は、

今はもう無かったかもしれないんですよ。



茅葺き屋根の手入れが大変で、持ち主さんが維持するのが困難になって、解体するつもりだったそうなんです。




でもね。
解体業者さんが、「こんないい家、壊せません!」って

解体拒否したらしい。笑



ナイス、業者さん。笑



で、なんとか買い手がいないか?と、業者さんが役場に届け出て。



その後、村長に目をつけられて、注目を浴びるようになって、今に至る。


というわけなんです。


なぜ手入れが困難になったかというと

昔はね
茅葺き屋根の手入れを、近所のみーーーんなでやってたんだって。


でも、時代が変わって。

少子高齢化が進んで
田舎は過疎化して行って
近隣との協力体制も変化してきて


この町村も、そうで。



もう、とてもご近所さんたちだけではなんともならん。


とうとう、つらくなってきた。
もう、やめようか。




と。

そんなふうになったらしい。





古民家のもつ不思議な力

そういうわけで「みんなの村」になった、このおうち。



とっても素敵な茅葺き屋根
囲炉裏とかまど。
かっこいい渋い土間。
時間がゆっくり流れる縁側。

この家って、本当に魅力的で。


来た人は、老若男女問わず、「はーーーぁ、いいねえ」って言って、ため息ついて言うんだよね。

幸せそうなため息ね。笑



なんだかさ。

家が人をほっとさせる、なんて、すごくないですか?



家だよ?!笑



この1ヶ月、

来た人たちがみんな、来る前よりもやさしーいやわらかーい表情で、ゆっくりとお辞儀をして帰って行くのを何度も何度も見ました。



すごい、よね。




宿泊施設では完結しない

本当は壊されるところだった。

でも、なんとか一命を取り留めた。


そんなシェアビレッジを支えようと、
村長や家守や大名や村民、
色んな人が集まってきてる。


で、シェアビレッジに泊まったり、遊びにきたりしてる。

シェアビレッジでお祭りもやる。


「みんなの村」として、シェアビレッジと関わってる。


こうして考えると、あの古民家は、宿泊施設というものとは似てるようで全然違うものだな、って思えてきた。んです。


お客様じゃない


これってさ。

来る人たちさ、
お客様じゃないよね。

お客様と言うより
村を愛して、村を守ろうとする

仲間だよね。


って、きのう半田さんと話していて「イイ!今のイイ!!!」って、盛り上がった(笑)


でも、ほんとにそうで。


きっとこの先も、村民みんなで守っていかないと、この家はいつか存続が厳しくなる。


そんなのさみしーじゃん。


みんなで守っていけたらあの古民家も後世に残していけるし、自分たちもずっと楽しめるし



村民みんなで茅葺き屋根守ってるなんて、仲間どうしで守り抜くなんて、

なんか、いーじゃん。笑
(出た!雑!)



いいものが、時代の波にのまれて
寂しく消えていくのは

仕方ないかもしれないけど


たしかにそうして時代が変化するのかもしれないけど


でも、
少しだけ、みんなで大事に守ってあげるものが残っていてもいいんじゃないかい。


と、いうわけで。

五城目のみなさん

これからも、一緒に村を守る仲間でいましょう。
アディオーーーース!


大好きです!!!!




注意:最終回っぽいけどもう少し五城目編書きますよ。笑