鬼滅の刃を読んだら、悲しむ人を抱きしめたくなった。
こんばんは!
さて。
「鬼滅の刃」という漫画、知ってますか皆さん。
読んだことある人、少なくないと思います。
めちゃくちゃ流行ってますもんね。
うちの父なんかは最近、「ゴールデンウィークに向けて」と言って、、
全巻揃えてました。笑
これが大人買いか、、、笑
妹も母も見てるし、職場の人も見てるし、、
「え、なんか話に入れないんだけど」みたいな現象が起きすぎて。
この土日に、ついに読んでしまった。
「話を知ってたらみんなと色々話せて楽しい、、、、かな、、、」という、まるでクラスで友達の輪に入りたいがために流行りのドラマ見る子のような。笑
そんな不純な動機で、一気にみてしまいました。
アニメと漫画、どっちも。笑
それでちょっと思ったこと。
「家族全員みてるし職場の人も結構みてるから話を知ってたらみんなと色々話せて楽しいかな」という不純な動機で、鬼滅の刃一気に見た。
— はるお(佐藤春華)/まちの終活/訪問看護師/サプライズ屋さん (@springaily) 2020年5月11日
登場する鬼たちはみんなかなしい過去を背負っていたけど、人間も同じかもな。つらくてかなしい時、わたしたちの心の中には、鬼が来ているんだろうな。#鬼滅の刃
せっかくなので、ブログにも、書こうかなと。
⚪︎わたしたちの心の中にやってくる鬼。
つらい時。
かなしい時。
心が弱っている時。
わたしたちの心の中には、鬼が来ているんだと思う。
鬼は、つらい気持ちやかなしい気持ちをわたしたちに降り注いで、どんどん襲ってくる。
そうしているうちに、自分が鬼になりそうになる。
つらい気持ちを全身にまとった鬼に。
鬼は放置されると、どんどん誰かを傷つける。
鬼、つまり、つらい気持ちやかなしい気持ちは、紛らわそうと誰かを傷つけても、消えない。
つらい気持ちに向き合わずに人を傷つけて、自分の気持ちに蓋をしても、紛らわすことなんて出来ない。
最初は小さな鬼でも、悲しみがどんどん深くなるにつれて鬼は大きくなる。
そしてその大きな悲しみが人を傷つけるたびに、悲しみが広がっていく。
また他の誰かに、つらい、切ない気持ちを与えてしまう。
そんな悲しすぎる連鎖はいやだよね。
⚪︎悲しみの連鎖
これって、いじめとか、虐待とか、戦争とか
世の中のいろんな悲しいニュースたちにも通ずることなんじゃないかなと思う。
遠い昔々、誰かがかなしい気持ちの鬼に飲まれてしまって、
それが途切れることなく、いろんなところに未だに残っている。
もちろん、人を傷つけることなんて、許されるはずがない。
だから法律を作って裁判の仕方を決めてや罪の名前を決めて、罪は償うものとされている。
償っても償いきれない罪だってあるけれど。
復讐で報いるのではなくて、償ってもらうこと。
そうやって、悲しみの連鎖は、断ち切られようとしてきた。
生まれた悲しさを、憎悪に変えて、悲しみを広げてはいけないから。
⚪︎わたしたちが本当に戦うべき相手
そこで。
わたしたちが戦うべき相手は、一体誰なんだろうと考えたら、
その答えは、自分の中の鬼。
つまり自分自身なんじゃないかな。
と思う。
そして
持つべき武器は、腕力じゃなくて、
包容力と、信じる気持ちなんだと思う。
わたしたちが戦うべき相手は、目の前の人や環境なんかじゃなくて、自分の心の中にひそむ鬼。
自分が、自分の気持ちと、戦わなきゃいけない。
つらい鬼、かなしい鬼に飲まれちゃダメだ。
もし
ひとりで戦うのがしんどかったら、誰かに頼ってもいい。時には休んでもいい。
つらい気持ち、かなしい気持ちは、圧力や暴力で「除去」するんじゃなくて、
その気持ちときちんと向き合って赦してあげて、「包容」してあげたらいいんだと思う。
ぎゅっ。て。
鬼が帯びているつらい気持ち、かなしい気持ちは、大きくて手ごわいかもしれない。
でも、「優しい気持ち」で全部包み込んでしまえばいいんだよ。
負けないよ。
そしてその優しさは、自分だけじゃなくて、周りの人たちも、持っている。
きっと、その優しさを、分け与えてくれる。
そして、「きっと勝てる」って、信じることをやめない限り、大丈夫。
と、思いました。
知らんけどー!